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【福岡設備メンテナンス】ダクトメンテナンスの要点と配管設備で起こり得るトラブルの詳細解説

概要

【福岡設備メンテナンス】ダクトメンテナンスの要点と配管設備で起こり得るトラブルの詳細解説
施工場所
施工内容 配管・ダクト工事 
設備

換気ダクトの一部として、レストラン等の厨房に設置されるダクトを厨房ダクトと呼びます。通常、厨房では狭いスペースで生の食材を炎で調理するため、臭いや熱がこもりやすいです。そのため、厨房内では一貫して空気の清浄化と室内温度の調整が必要です。

また、厨房ダクトは排気により臭いが外部に漏れ出ることもあります。そのため、排気から臭い等を取り除くフィルターにも注意を払う必要があります。

ダクト配管設備で頻発するトラブルとそのリスク


ダクト設備のメンテナンスを怠ると、多種多様な問題が発生する可能性があります。ダクトの種類ごとに考慮すべきトラブルは以下のとおりです。

排気・換気ダクト

排気・換気ダクトは、室内の換気扇等と外部を接続する配管で、これはまるで煙突のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。長期間にわたり、清掃や他のメンテナンスを行わずに使用し続けると、ダクト内部には埃が蓄積し、異臭や施設利用者の健康問題を引き起こす可能性があります。

供給ダクト

供給ダクトは新鮮な外部の空気を取り込むための重要な設備です。供給ダクトのメンテナンスを怠ると、ダクトの内部は埃や虫などによって汚染されます。ダクト内の衛生状態が悪化すると、それは直接的に室内の空気環境に影響を及ぼします。

空調ダクト

空調ダクトは、エアコンなどからの空調による室温や湿度の調節に使われ、そのトラブルが発生すると、空調による温湿度調整が不可能となり、同時に湿度が高まり、室内の不快感が増加します。

厨房ダクト

厨房の換気扇に直接接続されている厨房ダクトは、調理器具やストーブから発生する煙、蒸

気、臭いを排出します。このダクトのメンテナンスが適切に行われない場合、ダクト内に脂や油が堆積し、それが火災の引き金になることがあります。また、堆積した油脂がバクテリアの繁殖地となり、室内の衛生状態を悪化させる可能性もあります。

ダクト設備メンテナンスの重要性


これら全てのダクトタイプは定期的なメンテナンスが必要です。定期的なクリーニングはダクト内部の汚染を防ぎ、空気の品質を維持するための重要な措置です。ダクトの清掃とメンテナンスは専門的な技術を要する作業なので、一般的にはプロフェッショナルなサービスに依頼されます。

また、ダクト設備の点検により、早期にトラブルを発見し、大規模な問題やコスト増を防ぐことが可能です。ダクトの不具合が見つかった場合は、即座に修理を行い、健康や安全に影響を及ぼすリスクを最小限に抑えることが重要です。

まとめ

すべてのダクトタイプは定期的なメンテナンスと清掃が必要です。ダクトのメンテナンスは、空気の品質、安全性、そしてエネルギー効率を維持するために重要な役割を果たします。メンテナンスを怠ると、ダクト内の異物が空気の流れを妨げ、システムの性能を低下させ、エネルギーコストを増加させる可能性があります。また、健康や安全に影響を及ぼす可能性もあります。

したがって、専門的な技術を持つ業者に定期的にダクトのメンテナンスと清掃を依頼することが、長期的に見て経済的で効率的な選択となるでしょう。

本記事で解説した内容についてさらに詳しく知りたい方や、ご自身の工場での具体的な対策について相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。

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