工事の背景・工事前の課題
こちらの食品工場では、工場建屋と屋外の通過場所には工場で定番のシート・シャッター:小松電機産業製の門番が設置されています。このシート・シャッターの設置時期は今から20年前になりますが、シートが破れたり・モーターを交換したり等のトラブルもなく、大きなメンテナンスせずとも正常に稼働していました。
ある日、シート・シャッターが稼働している最中に工場内で停電が発生。構内に電源が復旧し、シート・シャッターに電気が戻っても一切動かなくなり、シートの開閉ができなくなりました。これではフォークリフトの通行ができないため、シート・シャッターが稼働しなくなった原因の究明と、早期の復旧のために、テクノ・バークシャーへご相談を頂くことに。当社の技術営業が即座に対応。現地に伺い故障したシート・シャッターの調査を実施すると、制御盤への焼けの発生を確認。シートが稼働しなくなった原因は制御部分にあると判明し、制御盤を更新することになりました。また、今回の修理に合わせて再度、長くご使用できるように20年間使っていたモーターも併せて交換を実施することに。
改善効果・当社からの提案
工場のシート・シャッターといえば、小松電機産業の門番というほど多くの工場で設置されており、テクノ・バークシャーでもこれまで多くの修理・メンテナンスを行っており、今回の修理・メンテも非常にスムーズに行うことができました。シートシャッター用の制御盤は、焼鈍箇所を含め廃盤になっている制御機器を一通り交換・更新を行い、盤自体の耐久性やメンテナンス性が工場。次に、シートを巻き取るモーターはシートシャッター上部のケース内に取り付けられているため、フォークリフトを使用してシャッター本体カバーを外した後、、既存モーターを取外しました。制御部分の盤とモーターを新たに交換したため、シートの開閉稼働とエアーカーテンとの連動の調整・確認をして、一通りの工事を終えました。また、シート部分は大きな損傷等がなかったため、特に補修等をせずに済みました。
シートシャッターとエアーカーテンが正常に稼働することは、食品工場において外気からの塵や埃、虫などを構内に侵入させない重要な環境機器になるため、迅速な対応ができたことが、お客様に大変喜んでいただきました。埼玉県や群馬県のシート・シャッターの修理・メンテナンスはテクノ・バークシャーにお気軽にご相談下さい。